によるユーロニュースとAP
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ウクライナ当局によると、この火災は発電所の冷却塔の1つから濃い黒煙を噴出させたが、その後消し止められたという。
ウクライナ当局は、日曜夜にロシア占領下のザポリージャ原子力発電所で発生した火災はロシア軍による挑発だったと発表した。
発電所がある占領下のエネルホダルから川を隔てたニコポルの軍事行政長官エフヘン・エフトゥシェンコ氏によると、ロシア軍は発電所が燃えているように見せかけるために、冷却塔内の自動車のタイヤに火をつけたという。
「おそらくこれは挑発、あるいは旧貯水池の右岸の集落にパニックを引き起こそうとする試みだろう」とエフトゥシェンコ氏は語った。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も、ロシアがキエフを脅迫し、西側諸国のエスカレーションに対する懸念を利用するためにこの発電所を利用していると述べた。
一方、ロシアは、証拠は示されていないものの、火災はウクライナ軍による砲撃によるものだと主張している。この主張は独立して確認できなかった。
ドニプロペトロウシク州のセルヒイ・ライサク知事は月曜朝、火災はその後消し止められたと述べた。
国際原子力機関(IAEA)のラファエル・マリアノ・グロッシ事務局長は、火災は原子力の安全性に影響を与えていないと述べた。
同氏は、同原発に対するいかなる軍事行動も、昨年5月の国連安全保障理事会で定められた同施設を守るための具体的な5原則に違反すると付け加えた。
「これらの無謀な攻撃は、発電所の原子力の安全を危険にさらし、原子力事故のリスクを高めます。彼らは今すぐにやめるべきだ」とグロッシ氏は語った。
ザポリージャ原子力発電所は、2022年2月のロシアによるウクライナへの本格侵攻の初期からモスクワ軍によって占領されており、現在は3年目となっている。