右翼イデオロギーに抗議して4,500人がブリュッセルを行進

によるユーロニュースEBU

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ベルギーの首都で極右を非難する大規模な行進は、右翼、極右政党、ポピュリスト政党が世論調査で大勝した6月9日のEU選挙以来2回目となる。

政治的権利と人種差別に抗議してブリュッセル市内を4,000人以上が行進した。

ベルギー反ファシスト調整(CAB)が主催したこの行進には、約20の社会運動や組織が結集した。

ベルギーの首都で極右を非難する大規模な行進は、右派と極右政党が大勝した6月9日のEU選挙以来2回目となる。

CABのメンバー、シックスティーン・ヴァン・アウトリーブ氏は、「極右が我々にもたらしたい絶望のメッセージに直面して、希望のメッセージを示すために、この行進は今日重要である」と述べた。

「国籍が何であれ、収入が何であれ、何をする人であれ、私たちがすべての人々と連帯していることを示すことが重要です。私たちは団結し、私たちを分断しない社会を望んでいます。排除しない社会。人種差別や性差別のない社会を。」

「私たちの多くは、欧州レベルでの極右の躍進を示す選挙結果にショックを受けた」とヴァン・アウトリーブ氏は述べ、極右言論の常態化に向けた「憂慮すべき」傾向について懸念を表明した。

EU選挙では右派と極右政党が大きな得点をあげ、最も劇的な結果はフランスで得られた。マリーヌ・ルペン氏の国民集会が世論調査で31%以上の得票率で第1位となり、エマニュエル・マクロン大統領に国会解散と解散総選挙の実施を促した。

イタリアではジョルジア・メローニ氏率いる右翼「イタリアの兄弟団」が最多票(28.7%)を獲得し、ドイツでは極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が第2位に躍進し、オラフ・ショルツ首相率いる社会民主党を第3位に押し込んだ。

オーストリア、ハンガリー、ブルガリアでも右派政党やポピュリスト政党が勝利した。

ブリュッセルのデモ参加者は、極右勢力の台頭は「避けられない」ものではなく、社会的で民主的な代替案を構築することで極右勢力に立ち向かうことが重要であることを示すことに熱心だった。

「私たちは若者たちが極右に完全に誘惑されているわけではないこと、そして私たちの大多数が極右の思想と闘い続けていることを彼らに示すつもりです」と、抗議活動に参加した17歳のアンリさんは語った。

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