新型コロナウイルス感染症のパンデミックを否定したロシア正教僧侶が投獄される

によるAP通信、AFP通信

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セルギイ神父は信者に「ロシアのために死ね」と説教した後、2020年12月に逮捕された。

新型コロナウイルス感染症の存在を否定したロシア正教の僧侶が、自殺教唆の罪で投獄された。

セルギイ神父は信者に「ロシアのために死ね」と説教した後、2020年12月に逮捕された。

同氏は火曜日、自殺行為の教唆、良心の自由の侵害、恣意的な行動の罪で有罪判決を受けた。

モスクワの裁判所は反乱僧に懲役3年半の判決を下した。

クレムリンを定期的に批判してきたセルギイ神父は告発を拒否し、弁護士らは判決に対して控訴すると述べた。

66歳の彼は常に新型コロナウイルスの存在を否定し、ウイルスの蔓延を食い止めようとするロシア政府の取り組みを非難してきた。

セルギ神父は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する誤りが暴かれた陰謀論を広め、コロナウイルスのワクチンがマイクロチップを通じて人々を制御するという世界規模の計画とされる計画の一環として開発されていると誤って主張したことでも知られている。

この僧侶は数十人の支持者らとともにエカテリンブルク近郊の修道院に立てこもり、信者たちにロックダウンの規制に従わないよう呼び掛けた。

彼は昨年、機動隊と治安部隊による夜間の特別作戦の後、修道院で逮捕された。

ロシア正教会は修道院の規則に違反したとしてセルギ神父から修道院長の位を剥奪し、その後破門したが、セルギ神父は判決を拒否し、警察捜査官の召喚状を無視した。

何百人もの彼の支持者による激しい抵抗に直面し、教会関係者と地方当局は何か月も彼を立ち退かせることに消極的であるように見えた。

セルギイ神父(本名ニコライ・ロマノフ)は、以前はソ連の警察官を務めていたが、後に殺人、強盗、暴行の罪で有罪判決を受け、懲役13年の判決を受けた。彼は釈放後教会学校に入学し、後に修道士となった。

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