によるユーロニュースとAFP
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ラトビアで同性愛者男性が重度の火傷により死亡したことを受けて、同国における同性愛嫌悪についての議論が巻き起こっている。
LGBT協会は同性愛嫌悪による攻撃として非難し、同性愛者のラトビア人男性が重度の火傷を負い水曜日に死亡した。
AFP通信によると、ノルムンズ・キンズリスさんは29歳の医療助手で、4月23日に体の85%に火傷を負った。衣服にはガソリンがかかった状態で火傷を負った。
地元紙の報道によると、同氏は以前にも同性愛嫌悪の脅迫を受けており、リガから首都の西70キロにある静かな町トゥクムスに移住していたという。
地元警察は、彼が脅迫を受けていたため、自殺の可能性を排除しなかった。
ラトビアの警察官アンドレイス・グリシンス氏は木曜日、記者団に対し、「人を自殺の瀬戸際に追い込むことも犯罪だ」と語った。
地元警察は当初、捜査を開始しないと述べていたが、キンズリス氏の死後は捜査を開始しなければならないだろう。運動家の中には「警察の無策」だと非難する人もいた。
ラトビアのエギルス・レビッツ大統領はツイートし、「ラトビアに憎しみの余地はない」と述べ、同性愛嫌悪による襲撃であることが確認されれば犯人の罪は重くなるだろうと付け加えた。
クリシュヤニス・カリシュ首相は、「凶悪犯罪」は「徹底的に捜査」されるべきだと述べた。
キンズリスさんの同僚は、LGBT協会が共有した投稿の中で、キンズリスさんは「常に反応が良く、親切」で、医学の深い知識を持って「熱心に働いていた」とフェイスブックに書いた。
現在も入院中の同僚でルームメイトのアルティス・ヤウクラビンスさんは、自宅の外で「たいまつのように燃えている」彼を発見したとデルフィのニュースウェブサイトに語った。
「私は火を消そうとし、彼を抱えて浴槽に入れましたが、火傷が重すぎて、焼けた服が皮膚に食い込んでしまいました」と付け加えた。
ヤウクラビンスさんはキンズリスさんが帰国後に襲撃されたという情報をソーシャルメディアに再投稿した。