アルメニア首相、選挙を可能にするために辞任することを確認

によるユーロニュースAP通信、AFP通信

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ニコル・パシニャン氏は、昨年のアゼルバイジャンとの戦争でアルメニアが敗北したことを受けて、数週間にわたり辞任を求める抗議活動に直面している。

苦境に立たされているアルメニアの首相は日曜日、4月に辞任するが、6月の議会選挙までは暫定的に首相の座に留まると発表した。

ニコル・パシニャン氏は日曜日、アラガッツ村の住民らとの会合で「私は4月に辞任する。権力を離れるためではなく、早期の議会選挙を行うためだ。私は首相の職を続ける」と語った。辞任の具体的な日付。

パシニャン氏は、昨年のアゼルバイジャンとの戦争でアルメニアが敗北したことを受けて、数週間にわたって同氏の退陣を求める抗議活動に直面してきた。

ソ連崩壊後のエリート層の腐敗を非難する民衆革命によって2018年に政権に就いた同氏に対する怒りは、2月末に数人の軍高官らをクーデター計画を企てているとして非難して解雇したことでさらに高まった。

政治危機を打開するため、パシニャン氏は2週間前、早期選挙を6月20日に実施すると発表した。アルメニアの法律では、首相が辞任し、議会が次期首相の選出に2度失敗した場合、こうした選挙を実施できることになっている。

アルメニアは、アルメニア支援の分離主義者らが25年以上支配してきたアゼルバイジャン国内の領土であるナゴルノ・カラバフを巡るアゼルバイジャンとの武力紛争で昨年屈辱的な敗北を喫し、政治的緊張に陥っている。

パシニャンは11月、ナゴルノ・カラバフの一部と隣接するアルメニア支配地域の広範囲を割譲する和平協定に署名した。同氏は、アゼルバイジャンによる地域全体の占領を阻止する唯一の方法としてこの動きを擁護した。

パシニャン氏はナゴルノ・カラバフでの敗北にもかかわらず、国民の大きな支持を維持しており、野党主導の辞任圧力に対抗するために数千人がパシニャン氏を支持して結集している。

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