によるユーロニュースとAFP
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ドイツは、65歳以上の個人に#AstraZenecaワクチンを接種しないようワクチン当局から勧告を受けて、コロナウイルスワクチンの優先リストの順序を見直す予定だ。
ドイツは、65歳以上の個人にアストラゼネカ製ワクチンを接種しないようワクチン当局から勧告を受け、コロナウイルスワクチンの優先リストの順序を見直すことになった。
AFP通信によると、イェンス・シュパーン保健相は「アストラゼネカワクチンには年齢制限があるため、ワクチン接種の順番を見直す必要がある」と述べた。
これは欧州医薬品庁が18歳以上へのワクチン接種の認可を勧告した翌日のことだ。
EMAは、このワクチンが高齢者にどの程度効果があるかを実証する十分な結果は得られていないとしながらも、「試験の証拠」と「安全性プロファイル」に基づいて、ワクチンの接種を55歳未満の人に限定するつもりはないと述べた。
EMAの専門家らはまた、これは各国に人口に応じた選択肢を与えることでもあると述べた。
しかしドイツのワクチン当局は金曜日、高齢者に対するワクチンの有効性について十分なデータが存在しないとして、アストラゼネカのワクチンを65歳以上の人々に認可しないよう勧告した。
シュパーン氏はドイツの専門家の決定を適用したいと述べ、ワクチンは介護従事者など若年層に使用されると述べた。
この決定はまた、アストラゼネカが第1四半期の納品注文を履行する必要があるかどうかをめぐって、EUと製薬会社との間で論争が起きている最中にもなされた。
ドイツはこれまでに180万人にワクチンを接種した。同国は220万人の新型コロナウイルス感染者と5万6000人以上の死亡を報告している。
ドイツは現在ロックダウン下にあり、最近では感染力のある変異種が急速に広がっている5カ国からの渡航を制限されている。