によるオマーン アル ヤヒヤイとAP
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この驚くべき提案は、エルドアン大統領が憲法改正を推進するために親クルド人人民平等民主党(DEM)の支援を求めていると伝えられている中で出たものである。
トルコの極右民族主義運動党(MHP)の党首デブレト・バフチェリ氏は、アブドゥッラー・オジャラン氏が暴力を放棄し組織を解散すれば仮釈放が認められる可能性があるとの予想外の提案を提起した。
投獄されているクルド人過激派組織クルディスタン労働者党(PKK)の指導者オジャラン氏は、テロ組織を創設し指導した罪で終身刑を言い渡された。
バフチェリ氏は議会に対し、「テロ指導者に、テロリズムは終わり、組織は解散したと一方的に宣言させよう」と述べた。
この予想外の声明は、バフチェリ氏の同盟者であるレジェプ・タイップ・エルドアン大統領が親クルド人の人民平等民主党(DEM)からの支援を求めていると伝えられている中で行われた。
現在、トルコの憲法は、2003年から首相、後に大統領として政権を握っているエルドアン氏が、早期選挙が実施されない限り再選に立候補することを制限している。
議会で第3位の政党であるDEMからの支持を確保することが、憲法改正を押し進める鍵となる可能性がある。
DEMは長年にわたり、1999年以来イスタンブール近郊の刑務所島に隔離されているオジャランさんの環境改善を求めてきた。
トルコとその西側同盟国からテロ組織とみなされているPKKは、1984年以来、地中海に面したこの国の南東部で自治権を求める武装闘争を展開している。
オジャラン氏の釈放は、これまでPKKに対して強硬な姿勢をとっており、PKKに対する軍事行動を強く支持し、和平交渉に反対してきたバフチェリ氏にとって、大きな変化を示すものである。
DEMとオジャラン氏の法定代理人はバフチェリ氏の発言に積極的に反応し、オジャラン氏の投獄をやめて公の場で発言するよう求めた。