ロシア人は軍隊に入隊すれば裁判を回避できるようになったとプーチン大統領が決定

によるユーロニュースAP

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ウクライナでの長期にわたる戦争でロシア軍の軍事資源は逼迫しており、ロシア大統領は9月中旬に軍に兵力を18万人増員するよう要請した。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、刑事事件で被告がロシア軍に入隊した場合に訴追を回避できるよう拡大する新たな措置を発表した。

この新法はロシア刑法の一部を改正し、事件は捜査中だがまだ法廷には出ていない有罪判決者や容疑者は、軍に参加するために釈放されたり、事件が保留されたりする可能性があると規定した。

水曜日に政府のウェブサイトに掲載されたこの新法は、事件がまだ公判段階にあるものの正式な捜査が行われていない被告にも執行猶予を延長するものである。

また、個人が年齢や健康上の理由で除隊した場合、あるいは戒厳令が終了した場合には、判決や訴訟手続きを完全に取り消すことも認められている。

ロシアはウクライナへの本格的な侵攻を開始してから約半年後の2022年10月に戒厳令を敷いた。

この新たな措置は、2年半にわたるウクライナでの戦闘でロシアの軍事資源が枯渇しており、ロシア政府が軍事費を増額し、より多くの兵員を徴兵することを目指している中で行われた。

9月に発表された政府の予算案では、2025年の支出のうち過去最高となる32.5%が国防に割り当てられ、以前報告されていた28.3%から増加した。

政府のウェブサイトに掲載された大統領令によると、プーチン大統領はまた、ロシア軍に兵力を18万人増員するよう命令し、ロシアの軍人総数は約240万人となった。

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