によるユーロニュースとAP
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アルメニアの教会の上級聖職者に率いられた抗議活動参加者は、アゼルバイジャンとの国境近くの村々からエレバンまで約160キロの距離を歩き、木曜日に共和国広場に集合した。
木曜日、数千人がアルメニアの首都エレバンの街頭に繰り出し、国境の村の管理をアルメニアの長年のライバルであるアゼルバイジャンに引き渡すという政府の決定を理由に、ニコル・パシニャン首相の辞任を要求した。
この決定は、アゼルバイジャンが9月にアゼルバイジャン国内のアルメニア人が多数を占める地域であるナゴルノ・カラバフで電撃的な軍事作戦を行った後に行われた。
これにより数万人がアルメニアに流入し、デモ参加者が首相の退陣を求めてデモが勃発した。
アルメニアの教会の上級聖職者に率いられた抗議活動参加者は、アゼルバイジャンとの国境近くの村々からエレバンまで約160キロの距離を歩き、木曜日に共和国広場に集合した。
ソーシャルメディアで共有されたビデオには、数千人がアルメニアの国旗を振る様子が映っていた。アルメニアの上級聖職者は祈りを捧げ、アルメニア領土の喪失の責任としてパシニャン氏に辞任まで1時間の猶予を与えたとデモ参加者に語った。
バグラト・ガルスタニャン大司教はデモ参加者に対し、パシニャンが要求を聞かないのであれば「平和的な不服従行為に従事すべき」と語った。
パシニャン氏は水曜日にモスクワを訪問し、疎遠な同盟国間の緊張が高まる中、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談した。この会談は、プーチン大統領が華やかなクレムリンの就任式で5期目の任期を開始した翌日に行われたが、アルメニアの指導者は出席しなかった。
プーチン大統領のドミトリー・ペスコフ報道官は木曜日、ロシア国営タス通信の報道として、両首脳はアルメニアの一部地域からロシア軍を撤退させることに合意したと述べた。
プーチン大統領は会談冒頭の短い発言で、二国間貿易は拡大しているものの、「地域の安全保障に関するいくつかの問題」を認めたと述べた。
最後にモスクワを訪れたのは12月だったパシニャン氏は、「それ以来、ある種の問題が山積している」と述べた。
パシニャン氏がモスクワを訪問している間、アルメニア外務省は、同国がロシア主導の安全保障協定であるCSTOへの手数料の支払いを停止すると発表した。
パシニャンが欧州連合や北大西洋条約機構(NATO)との関係強化を目指しているため、アルメニアはこれまで同グループへの参加を一時停止していた。