によるユーロニュースとAP
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ウクライナ外務省はゼレンシキー氏のリスト入りを却下し、ロシアの絶望の証拠とみられると述べた。
ロシア国営メディアが土曜日、内務省のデータベースを引用して、ロシアがウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を指名手配したと報じた。
土曜午後の時点で、ゼレンスキー氏と前任のペトロ・ポロシェンコ氏は、不特定の刑事容疑で同省の指名手配者リストに名を連ねている。ウクライナ地上軍司令官オレクサンドル・パヴリュク将軍もリストに名を連ねている。
ロシア当局はウクライナ当局に対する疑惑を直ちに明らかにしなかった。
ウクライナ外務省はオンライン声明でゼレンシキー氏がリストに含まれているとの報道を否定した。同氏は、これは「ロシアの国家機構とプロパガンダの絶望」の証拠だと述べた。
ロシアの指名手配リストにはNATO諸国の当局者や議員も含まれている。その中にはエストニアのカジャ・カラス首相も含まれる。提唱したキエフへの軍事援助の増加とモスクワに対する制裁の強化を求めた。
ロシア当局は2月、バルト三国にあるソビエト連邦時代の赤軍兵士の記念碑を撤去しようとするタリンの取り組みのせいで、カラス容疑者が指名手配されていると述べ、多くの人が過去の抑圧の象徴と考えているものの遅ればせながらの粛清である。
ロシアのリストにはエストニアとリトアニアの閣僚も含まれており、また国際刑事裁判所(ICC)の検察官も昨年準備した令状戦争犯罪容疑でウラジーミル・プーチン大統領に。