によるユーロニュースとAP
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世界各国の指導者らが少数民族ツチ族大量虐殺の記念日を祝った。
欧州理事会の議長であるシャルル・ミシェルは、人類の歴史のこの暗い瞬間において、動かず目をつむっていた国際社会側の一種の共謀である責任を認めた。
彼は続けて、「記憶する義務は、何よりも必須である。それは記憶することであり、忘れないことである。より啓発された世界を切り開くために、自分の間違いから学ぶことである。」と述べた。
式典には出席しなかったフランスのエマニュエル・マクロン大統領も日曜、フランスと西側諸国とアフリカの同盟国は約80万人が死亡した虐殺を「阻止できたはず」と繰り返し、「意志」が欠如していたと強調した。
ルワンダ国民は、政府支援の過激派によって推定80万人が殺害され、虐殺の恐ろしい遺産と闘い続ける東アフリカの小国を粉砕した虐殺から30年を記念している。
それ以来、ルワンダは力強い経済成長を見せてきたが、傷跡は残り、反政府運動が大量虐殺を止めて権力を掌握したポール・カガメ大統領の長期統治下で真の和解が達成されたかどうかについては疑問が残っている。
比較的安定をもたらしたことで多くの人から賞賛されているが、反対意見には寛容ではないとして他の人から中傷されているカガメ氏は、日曜日に首都キガリで厳粛な追悼行事を主導する予定である。外国人訪問者には、虐殺当時の米国大統領ビル・クリントン率いる代表団とイスラエルのアイザック・ヘルツォーク大統領が含まれる。
カガメ氏はキガリにある25万人の虐殺犠牲者の遺骨が安置されている追悼の地に追悼の火をともし、献花する予定だ。
殺人事件は、フツ族の当時のフベナル・ハビャリマナ大統領を乗せた飛行機がキガリ上空で撃墜されたことが発端となった。ツチ族は飛行機を撃墜し、大統領を殺害したとして非難された。 1994年に100日間以上続いたフツ過激派による虐殺の標的となった。少数派ツチ族のメンバーを守ろうとした穏健派フツ族の一部も殺害された。
ルワンダ当局は長年、殺害に関する警告を無視した国際社会を非難しており、一部の西側指導者らは遺憾の意を表明している。