ロシア北コーカサスのIS過激派容疑者、治安当局との銃撃戦で死亡

によるユーロニュースAP

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当局の報告によると、3月2日、ロシア北コーカサス地域イングーシ州のカラブラク町で警察との銃撃戦があり、イスラム国のメンバーとみられる6人が死亡した。

ロシア情勢が不安定な地域で銃撃戦が発生、イスラム国のメンバーとみられる6人が死亡北コーカサスこの地域では治安部隊が「対テロ作戦」と呼んでいた。

ロシア国家反テロ委員会(NAC)によると、土曜日、ロシアの半自治国イングーシ共和国の人口約3万人の町、カラブラクのアパートの3階に男6人が立てこもった。

ロシアのインタファクス通信によると、周辺の通りが封鎖され、集合住宅の住民が近くの学校に避難する中、治安当局との銃撃戦が発生した。

カラブラク住民がソーシャルメディアに投稿した動画では、集合住宅内から発生したと思われる激しい銃声と爆発音が聞こえた。

NACはイスラム国過激派容疑者の名前をすぐには明らかにしなかったが、3人がロシアの指名手配リストに載っていると述べた。

6人全員が昨年3月に交通警察部隊を襲撃し警察官3人を殺害するなど、暴力行為に関与していたという。

ロシアの主要治安機関である連邦保安局(FSB)の地方支局は土曜日現地時間午後7時30分、現在進行中の「対テロ」作戦のため緊急措置が導入されていると発表した。規制は日曜正午すぎに解除された。

NACは、治安当局が男たちが隠れていたアパート内で自動小銃、弾薬、手榴弾、自家製爆発物を発見したと主張した。

同庁は、地元住民に怪我はなかったと発表した。しかし、クレムリンに批判的なジャーナリストらが開設したロシアの電報チャンネル「バザ」は、通りかかった男性が銃撃戦で死亡したと報じた。

ユーロニュースは双方の主張を確認できなかった。

イスラム反政府勢力はロシア軍と2度の全面戦争を戦った。チェチェン、イングーシに隣接する地域で、過去20年間にわたって。反乱はほぼ鎮圧されたものの、散発的な攻撃は続いている。

イングーシでも反政府勢力によるとされる暴力が頻繁に発生しており、両地域ではウクライナでのロシアの軍事行動と2022年9月の非常に不人気な動員令を受けて騒乱が起きている。

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