セルビア野党支持者、先月の選挙で不正があったと主張し街頭に戻る

によるユーロニュースAP通信

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抗議活動参加者らは、12月17日の投票を無効にし、自由で公正な条件で再度実施することを求めている。

セルビア野党支持者らは火曜日に再び街頭に集まり、大統領を非難したアレクサンダー・ヴチッチ先月の議会選挙と地方選挙で不正を画策したポピュリズム政権。

抗議活動参加者らは、12月17日の投票を無効にし、自由で公正な条件で再度実施することを求めている。同様のデモは選挙後も数日間にわたって行われた。

野党政治家のマリニカ・テピク氏は数千人のデモ参加者に「泥棒が窃盗で捕まったことは地球全体が知っている」と語った。

「ここには自由で公正な選挙はない。もし私たちがこの戦いを放棄すれば、もう選挙は行われないだろう。」

与党セルビア進歩党が勝者と宣言されたが、主要野党連合「セルビア・アゲインスト・バイオレンス」は選挙、特にベオグラード市当局への投票が盗まれたと主張している。

セルビアの選挙管理当局と裁判所は、選挙に関して反政府勢力が提出した告訴を却下した。

国際監視団は、投票箱の詰め物や票の買収などの重大な不正行為を指摘し、選挙は不当な状況で行われたと述べた。

一部の地方選挙監視員は、セルビア全土や近隣諸国からの有権者がベオグラードに投票するためにバスで連れてこられたと主張した。地元の選挙監視員や野党支持者らは、ポピュリスト支持者が現地の偽の住所で登録されていると主張した。

ヴチッチ氏とその党は、この報道を「捏造」だと主張した。

12月にはベオグラード市庁舎に進入しようとしたデモ参加者に警察が催涙スプレーを発射し、数十人が逮捕され、緊張が高まった。

火曜日には、2018年1月16日にコソボ出身の穏健派セルビア人政治家オリバー・イワノビッチ氏が殺害されたことを記念して、群衆がベオグラードの教会でもろうそくに火をともした。

コソボは旧セルビアの州で、2008年の独立宣言はベオグラードによって承認されていない。この紛争は依然として不安定なバルカン半島における緊張の原因となっている。

セルビアは欧州連合への加盟を求めているが、ロシアがコソボに対するベオグラードの主張を支持していることもあり、伝統的な同盟国であるロシアへの制裁を拒否している。

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