によるユーロニュースとAFP
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この動きは、アゼルバイジャンが先週この地域を占領して以来、アルメニア民族飛び地のほぼ全人口に相当する10万人以上がナゴルノ・カラバフ地域から避難している中で行われた。
国連使節団が日曜日、30年ぶりにナゴルノ・カラバフ地域に到着した。
アルメニア人の大多数がバクーに奪還された後、飛び地から逃亡したため、アゼルバイジャンは到着を発表した。
アゼルバイジャン大統領府の報道官はAFPに対し、国連使節団は現場で人道的ニーズを評価することを主な任務として日曜早朝に到着したと語った。
これに先立ち、国連は今週末にこの地域に使節団を派遣する許可を得たと発表した。
ナゴルノ・カラバフを30年間支配してきたアルメニア分離主義者らは先週、領土再征服を目的としたアゼルバイジャンによる電撃的な攻撃を受けて降伏し、武器を放棄することに同意した。
この軍事攻撃の結果、合計で600人近くの死亡が報告されており、戦闘自体で双方約200人の兵士が死亡したと言われている。
それ以来、この飛び地は住民がほとんど見捨てられており、アゼルバイジャンからの報復を恐れて10万人以上の難民がアルメニアに避難しており、深刻な人道危機の懸念が高まっている。
キリスト教徒が多数を占める地域であるアルメニアでは日曜日、国中で教会の鐘が鳴り響く中、ナゴルノ・カラバフへの祈りの日が行われた。
エレバンから軍事的、経済的に支援されたこの分離主義飛び地は、特に1988年から1994年の2度の戦争と2020年秋の再度の戦争中、30年以上にわたってバクーに反対した。