によるユーロニュースとAFP
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シリア人権監視団によると、攻撃は月曜日早朝、イドリブ市の北西郊外で発生した。
シリア北西部にある反政府勢力最後の主要拠点に対するロシアの空爆により、少なくとも8人の反体制派戦闘員が死亡した。
NGOのシリア人権監視団(SOHR)によると、「ロシア軍戦闘機がハヤット・タハリール・アル・シャーム(HTS)軍事基地を標的としてイドリブ市西郊外を空爆した」という。
シリアに広範な情報源のネットワークを持つ英国に本拠を置くSOHRのディレクター、ラミ・アブデル・ラーマネ氏は、この聖戦主義グループの「少なくとも8人の戦闘員」が殺害されたと付け加えた。
NGOによると、他にも数人の戦闘員が負傷した。
イドリブ駐在のAFP特派員は、今回の空爆は、聖戦士組織HTSが部分的に支配するシリア北西部の反政府勢力最後の主要拠点である同地域の農業地域を標的としたと述べた。
HTS戦闘機は標的の周囲に展開し、ジャーナリストの立ち入りを禁止した。
ロシアはバシャール・アル・アサド大統領の政権の主要な支持者であり、2015年からシリアに軍事介入している。
アルカイダのかつての地方支部に由来するハヤット・タハリール・アル・シャームは、これらの地域で活動する主要なグループであり、影響力の低い他の反政府勢力も存在しており、程度の差こそあれトルコの支援を受けている。
ロシアとイランの支援を受けて、シリア政権は2011年に民主化デモの弾圧から始まった戦争開始時に失った領土の大半を奪還した。
イドリブ地域は、2020年3月の政権側の攻勢を受け、ロシアとトルコが交渉した停戦の対象となっている。
度重なる違反にもかかわらず、停戦は概ね尊重されている。
2011年に民主化デモの弾圧から始まったシリア内戦では、50万人以上の命が奪われ、約1,300万人が避難を余儀なくされている。