によるユーロニュースとAFP&AP通信
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トルコが来たる総選挙の準備を進める中、エルドアン大統領は、2月6日の壊滅的な地震で今も揺れる荒廃したハタイ県を訪問した。
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は日曜日、ハタイ県のテント都市と地域社会の指導者を訪問した。この地域は2月6日の地震で特に大きな被害を受けた。
マグニチュード7.8の地震と余震により、トルコで4万6000人以上、シリア北部で6000人近くが死亡した。また、11の州で数十万人がテントや仮設宿泊施設に避難している。
エルドアン大統領とその政府はいずれも、自然災害への無秩序な対応について厳しい批判を受けている。同氏を批判する人々は、地震が多いこの国に待っている災害への備えができていないとして批判している。
専門家らは、地震がこれほど致命的となった主な理由として、建築基準法の執行が緩かったことを指摘している。
トルコ警察は、世界で最も地震が活発な地域の一つにキラリと光る塔を建てた請負業者に対する捜査強化の一環として、容疑者269人を検挙した。
しかし一部の人たちは、レジェプ・タイイップ・エルドアン大統領と建設業界との緊密な関係、そしてそれがエルドアン大統領の過失を訴追する意欲にどのような影響を与えるのかを懸念している。
トルコが5月に予定されている総選挙の準備を進めている中で、今回の被災県への訪問が行われた。今年の選挙は、20年間権力を握ってきたこの国の指導者にとって、これまでで最も厳しい選挙となるかもしれない。