によるユーロニュースとAFP
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トルコ大統領は、民間機関でスカーフを着用する権利を保障するための憲法改正に関する国民投票を提案した。
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、公務員、学校、大学でスカーフを着用する権利を保障する憲法改正は国民投票で決定されるべきだと提案した。
同氏はテレビ演説で「勇気があるなら、さあ、これを国民投票に移してみよう」と語った。
エルドアン大統領は、当初「深い二極化」を解決するためにスカーフを着用する権利を保障する法律を提案していた主要野党のケマル・キリクダログル党首に対し、「国民に決定を下してもらいましょう」と付け加えた。 」。
これに対しキリクダログル首相は土曜夜、国民投票の考えを拒否し、エルドアン大統領が極右の象徴となったハンガリーの民族主義指導者ヴィクトル・オルバン氏を「模倣」していると非難した。
「オルバンやエルドアンを真似するつもりですか?国民投票はどこから入手したのですか?」彼はツイートした。
トルコでは最近、来年の大統領選挙と議会選挙を前に、スカーフをめぐる議論が激化している。
トルコは憲法に世俗主義が謳われているため、長年にわたり公的機関でのスカーフ着用が禁止されてきた国である。
しかし、ベールに対する規制はエルドアン大統領の保守政権によって2013年に解除された。
トルコ大統領はしばしば、国の多数派を占めるイスラム教徒を世俗的な「エリート」から守る者であると表現し、大統領なしではスカーフ規制の解除などの「利益」が危うくなることを示唆している。
スカーフは激しい議論を引き起こしたが、トルコでは現在、スカーフの禁止を提案している政治運動はない。
2008年7月、憲法裁判所はエルドアン大統領率いる与党AK党による大学でのスカーフ禁止令を解除しようとする試みを、反世俗的であるという理由で却下した。
エルドアン大統領の配偶者エミネ・エルドアン氏は、夫の遊説中や公務中にスカーフを着用することで知られる。
トルコの大統領夫人は、活動家スーレ・ユクセル・センレル氏のような人物を称え、保守的な女性の声を公然と支持しており、2019年にセンレル氏が亡くなった後、彼女は「若者の意識向上に人生を捧げたスカーフ運動の主導的人物」だったと語った。