によるユーロニュースとAFP通信、ロイター通信
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国内メディアが公開した映像では、日曜日に男性が門を通って領事館の敷地内に連行され、地面に横たわっているところを5人の男たちに蹴ったり殴られたりする様子が映っていた。
英国首相の報道官は、マンチェスターの中国総領事館の敷地内でデモ参加者が暴行を受けたとみられることは憂慮すべきことであると、男性が数人の男たちに引きずられて殴られる映像が公開されたことを受けて述べた。
国内メディアが流布したビデオ映像では、黒い帽子をかぶり、ポニーテールをした男性が門を通って中国総領事館の敷地内に引きずり込まれ、そこで地面に横たわっているところを5人の男たちに蹴られたり殴られたりした。
青いベレー帽、眼鏡、スカーフを着用した白髪の男が被害者の髪を掴んでいる様子も見られた。
現場にいた警察官は最終的に門をくぐり、男性を外へ引き上げた。
被害者はボブという香港の民主活動家であることが判明しており、総領事館前の習近平国家主席に対するデモに参加していたと言われている。
「彼らは私を家の中に引きずり込み、殴りました」とボブさんは公共放送BBCに語った。
「ばかげている。(襲撃犯は)そんなことをすべきではなかった。ここ(英国)では言いたいことを何でも言う自由があるはずだ。」
ダウニング街の広報担当者は月曜日、記者団に対し、「これらの報道は明らかに非常に憂慮すべきものだ」と語った。
「グレーター・マンチェスター警察が事件に即座に対応したことは理解している。捜査が進行中であることは承知しているので、それ以上コメントするのは不適切だろう。」
総領事館職員は「責任を問われるべき」
近年ロンドンと中国の間で特に1997年に割譲された旧英国植民地である香港をめぐる緊張が高まる中、この事件は英国で強い反応を引き起こした。
議会外務委員会のアリシア・カーンズ委員長は、スエラ・ブレイバーマン内務大臣とジェームズ・クレバリー外務大臣に「早急に調査する」よう呼び掛けた。
カーンズ氏はツイッターで「中国共産党はデモ参加者への暴行や言論の自由の否定を英国の街頭に持ち込むつもりはない」と投稿した。 「中国大使は召喚されるべきであり、もし当局者がデモ参加者を殴った場合には、追放されるか起訴されなければならない。」
香港から逃亡し英国に居住する香港の民主活動家、ネイサン・ロー氏はツイッターで「(事件の)責任を負った領事館職員の責任が問われなければ、香港人は誘拐され迫害される恐怖に怯えながら暮らすことになるだろう」と述べた。 。
日曜日の抗議活動は、10年に2回北京で開催される中国与党・共産党大会の初日に行われた。この大会では習氏が指導部3期目を獲得すると広く予想されている。
現場の写真によると、これに先立ち、総領事館の外には「天が中国共産党を滅ぼす」という文言や王冠をかぶった習氏の風刺画など、抗議の横断幕が数枚貼られていた。
この出来事は、習近平国家主席に3期目を与えると予想される北京での共産党大会の開幕日に起こった。
中国外務省の汪文斌報道官はAFPに対し、「あなたが説明するような状況については承知していない」と語った。 「英国の中国大使館と総領事館は常に受け入れ国の法律を尊重してきた」と同氏は付け加えた。