マフサ・アミニ氏:警察の拘留中の女性の死亡をめぐるイランの騒乱の中で、デモ参加者の死者数が増加

によるユーロニュース

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イランでは、警察に拘束されていた22歳の女性の死亡に対して怒りが広がり、ここ数年で最大の不安が広がっている。

イランでは木曜日、警察の拘留中の女性の死亡を巡る不安のなか、抗議活動で死亡した人の数が急増した。

国営テレビが発表した公式統計によると、イラン治安部隊とデモ参加者の衝突で少なくとも17人が死亡した。

しかし、オスロに拠点を置くNGOイラン人権団体(IHR)は、その数はさらに多いと推定し、これまでに少なくとも31人の民間人が殺害されたと報告している。

抗議活動は先週、22歳のクルド人女性マハサ・アミニさんが同国のいわゆる道徳警察に拘束された後に死亡したことを受けて始まった。彼女はスカーフ、つまりヒジャブを「不適切に」着用した疑いで逮捕された。

9月16日のアミニ氏の死に対する抗議活動は、多くの参加者が反政府スローガンを唱え、ヒジャブを燃やすなど、イランの神権政権に対する公然とした挑戦へと変貌した。

この国がここ数年で経験した中で最悪の騒乱だ。政府は抗議活動を鎮圧するために、インターネットアクセスの制限やWhatsAppなどのメッセージアプリのブロックなどの措置を講じた。

治安部隊がイラン全土のいくつかの都市で抗議活動参加者を暴力的に解散させ、著名なジャーナリストや活動家数人を逮捕したとの報告がある。

監視団体ネットブロックスは、今回のインターネット規制は、政府の燃料価格引き上げをめぐり抗議活動が勃発した2019年以来最も厳しいものだと述べた。

より厳しい弾圧が行われるのではないかとの懸念に加え、イランの民兵組織革命防衛隊は、暴動に関する「フェイクニュース」を広める者は司法当局に訴追されるよう呼び掛けた。

アミニさんの死は欧州連合、米国、国連によって非難された。

イラン警察は、若い女性は心臓発作で死亡し、虐待はなかったと主張しているが、目撃者、親族、独立した専門家らは、彼女が警察官からひどい暴行を受けていたと示唆している。

抗議活動を受けて、イランのエブラヒム・ライシ大統領は木曜日、「混乱行為」は容認できないと抗議参加者に警告した。

ライシ氏はニューヨークでの国連総会に合わせて記者会見し、アミニ氏の事件について調査を指示したと述べた。

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