によるロイター
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ヴァレンティナ・ザ
ミラノ - トスカーナ州の消防隊は水曜日、数百人が避難を余儀なくされた山火事の鎮火に向けて2日目の消火活動を行った一方、イタリア北東部の山火事はスロベニアにも広がり、トリエステ市は停電と断水の恐れがあった。
気温が上昇し続ける中、今週イタリアの複数の地域で山火事が発生した。
天候に関連した深刻な健康リスクを警告する国内最高度の熱波警報が出ている都市は9都市で、火曜日の5都市から増加した。木曜日にはローマ、ミラノ、フィレンツェを含めて計14カ所、金曜日には16カ所に増える見通しだ。
今週は北部と中部の広範囲で気温が40度(華氏104度)に達する見込みで、南部のプーリア州やサルデーニャ島、シチリア島でも気温が上昇すると予想されている。
水曜日、トスカーナ州ルッカの町近くで月曜日の夜に発生した火災は燃え続け、すでに約650ヘクタール(2.5平方マイル)の森が焼失した。
この地域の知事エウジェニオ・ジアーニ氏はツイッターで、炎は夜通し燃え上がり、いくつかの村に到達し、一部の液化ガスタンクが爆発したため、約300人が避難を余儀なくされたと述べた。
ジャンニ氏は「風の影響で一部の前線が強まった」と語った。 「(ヘリコプターとカナダ航空の水爆撃機が)飛行を停止する今夜までに、一定の地域内で火災を鎮火することを目指している。」
一方、北東部フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の地方行政は、クロアチアとスロベニアの国境に接するカルソ地区で火曜日に始まった火災を受け、火災警報を地域全体に拡大する準備を整えた。
水曜日は煙がひどいため住民に屋内に留まるよう呼び掛けられ、国営造船会社フィンカンティエリはアドリア海の港湾都市モンファルコーネにある3,000人を雇用する工場を閉鎖した。
イタリアのメディアによると、火災が国境を越えてスロベニアに入ったため、炎の危険にさらされている4つの村の住民が家を出るよう促されている。
トリエステのロベルト・ディピアッツァ市長は地元テレビ局に対し、理由は明らかにしなかったものの、人口約20万人の市内の一部地域でまもなく電力供給が停止する可能性があり、ポンプが機能しなくなるため給水に影響が出る可能性があると語った。