ロシアがカティンの第二次世界大戦記念碑からポーランド国旗を撤去したことに怒り

によるユーロニュースAFP

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「ロシアの記念碑にポーランド国旗を掲げることはあり得ないし、ポーランドの政治家による率直な反ロシア発言の後はなおさらだ。」

ポーランド政府は、カティンにある第二次世界大戦記念碑からポーランド国旗が撤去されたことを受け、ロシアに抗議すると発表した。

ロシア当局は、1940年にソ連軍によって殺害されたポーランド軍将校2万5000人を追悼するスモレンスク州の記念碑から国旗を撤去した。

その消失は金曜日、訪問者や歴史家によってソーシャルメディア上で注目された。

スモレンスク市長アンドレイ・ボリソフは、現在カティン記念碑の入り口にはロシア国旗のみが掲げられていることを認めた。

ボリソフ氏は金曜日、フコンタクテで「ロシアの記念碑にポーランド国旗を掲げることはあり得ないし、ポーランドの政治家らによる率直な反ロシア発言の後はなおさらだ」と語った。

「ロシア連邦文化省はポーランド国旗を撤去するという正しい判断を下したと思う。カティンはロシアの記念碑だ」と付け加えた。

ポーランド国旗を撤去するという決定は、ロシアがウクライナに侵攻して以来、モスクワとワルシャワの間の緊張が高まっている時期に行われた。

NATO加盟国のポーランドはキエフに武器を供与して支援してきた。

ロシア西部にあるカティン記念碑は長年議論の種となっており、モスクワは長年虐殺への関与を否定してきた。

ロシア当局が管理するこの墓地には、4,000人以上のポーランド人捕虜の遺体が埋葬されている。

2010年、ポーランド大統領専用機がスモレンスクに向かう途中、森に墜落し、乗客乗員96人全員が死亡した。

ポーランド当局者は、墜落の背後にはロシアがあったとの主張を繰り返した、レフ・カチンスキー元大統領を殺害した。

ポーランドとロシアの専門家による2件の別々の報告書は、航空機が濃霧の中で人為的ミスにより墜落したと結論づけている。

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