数十人のセルビア人民族主義者がモンテネグロで親ロシア集会を開催

によるユーロニュース

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集まった人々が掲げた大きな横断幕の一つには「モンテネグロのセルビア人、ウクライナのロシア人」と書かれていた。

モンテネグロのセルビア人民族主義者のグループが、ロシアとそのウクライナ侵略を支持するために結集した。

月曜日、中部ニクシッチの正教会前で行われたデモには約100人が参加した。

多くの人が「正教会の守護者」とみなしているロシアのウラジーミル・プーチン大統領への支持を叫んだ。

集まった人々が掲げた大きな横断幕の一つには「モンテネグロのセルビア人、ウクライナのロシア人」と書かれていた。

2008年に独立を宣言したコソボの奪還をセルビアが支援できるとの期待を表明する者もいたが、ベオグラードは宣言の承認を拒否している。

この集会は「ニクシッチの自由市民」と名乗る地元団体が主催し、主導した。

モンテネグロのミロ・ジュカノビッチ大統領は、同国自身の政治的危機のさなか、ロシアによるウクライナ侵攻を正式に非難した。このバルカン半島西部の国も、ロシアの強い反対にもかかわらず、2017年にNATOに加盟した。

モンテネグロ国民は、隣国セルビアおよび同国の有力な宗教機関であるセルビア正教会との関係を巡って、依然として深い分裂を抱えている。モンテネグロの人口62万人のうち約30%が自分たちをセルビア人だと考えている。

2006年にモンテネグロがセルビアから分離して以来、独立支持派のモンテネグロ人は、セルビアの教会とは別の公認された正統派キリスト教会を主張してきた。

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