スペイン南海岸で移民船2隻が沈没、3人死亡、10人行方不明

によるユーロニュースEFE

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日曜日の夜、航行する船舶が水面から叫び声を聞いたため、当局に通報があった。

地中海で小型船2隻が転覆した後、スペイン当局は行方不明の移民数人の捜索を行っている。

アルメリア近くのスペイン南部沿岸では少なくとも3人が死亡し、10人が行方不明となっている。

ガタ岬の南東で、夜間に通過する船舶が水面から叫び声を聞いたため、移民16人が救助された。生存者らによると、2隻の小型船には計29人の移民が乗っていた。

スペイン当局は、救助ヘリコプターが男性3人を救出し、残り13人が国境警備船に救助されたと発表した。月曜日の手術では3人の遺体も回収された。

別の事件では、当局はランサローテ島近郊でゴムボートから男性51人を救出した。

内務省のデータによると、昨年は3万9000人以上がスペインに不法入国を試みた。この中には、ボートを利用して大西洋を渡りスペインのカナリア諸島に到達した2万人以上が含まれる。

一方、移民の国境越えの試み中に少なくとも1,255人が死亡し、国連国際移住機関(IOM)が2014年に記録をまとめ始めて以来最多となった。

しかし、スペインのNGOカミナンド・フロンテラスの報告書によると、2021年の死者数は4,404人に上ると推定されている。

この数字は、2020年にアフリカからスペインに渡ろうとして死亡した移民の数の2倍以上であるとNGOは付け加えた。

カミナンド・フロンテラスの広報担当ヘレナ・マレノ氏は、「現実には、さらに多くの犠牲者がいる可能性があるが、私たちは彼らについては知らない」と語った。

スペイン国家警察は昨年、西アフリカからカナリア諸島への長く危険な横断で移民を乗せたボートを操縦した疑いで202人を逮捕したと発表した。

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