ドイツ:メルケル首相率いるCDU党、保守派メルツ氏を党首に選出

によるユーロニュースAP

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ドイツの中道右派キリスト教民主同盟のメンバーは、著名な保守派フリードリヒ・メルツ氏を党首に選出した。

ドイツの中道右派キリスト教民主同盟(CDU)のメンバーは、著名な保守派フリードリヒ・メルツ氏を党首に選出した。

この任命は、同党が9月の総選挙で歴史的に低い成績を収め、16年ぶりに野党となったことを受けて行われた。

1月からCDU党首を務めてきたアルミン・ラシェット氏は、社会民主党のオラフ・ショルツ氏が自由党と緑の党との連立政権で首相に就任した選挙を受けて辞任する。

保守的なメルツ氏は、同党を政治の中枢に位置づけたアンゲラ・メルケル前首相とは明らかに一線を画している。

メルツ氏はCDUトップへの3度目の立候補で、党員投票で62.1%を獲得し、ライバルのノルベルト・レットゲン元環境大臣やメルケル首相の元首席補佐官ヘルゲ・ブラウン氏を大きく上回った。

66歳のメルツ氏には野党指導者としての経験がある。

同氏は2000年から2002年まで議会で中道右派党を率いたが、メルケル首相が同氏をその職から追放した。

同氏は2009年に議会を去り、その後弁護士として活動し、投資運用会社ブラックロックのドイツ支店の監査委員会のトップを務めた。彼は9月の選挙で議会に復帰した。

メルツ氏は金曜日、「党を全面的に擁護する」と誓約し、「異なる政治的意見や方向性」が確実に受け入れられるよう努めると述べた。

「根本的な反対には応じない」と述べた。 「私たちは建設的な野党になります。」

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