ベラルーシ内務省、ベルサットテレビの信者は「過激派」と発言

によるユーロニュース

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「過激派」組織を支持する国民は最長で懲役7年に処される可能性がある。

ベラルーシ内務省は、ポーランドに本拠を置くテレビ局ベルサットテレビの信者を「過激派」と宣言した。

同省は、ベルサットのソーシャルメディアチャンネルを購読している国民は訴追の責任があると述べた。

ベラルーシはすでに昨年7月にベルサットのウェブサイトとソーシャルネットワークを「過激派」と宣言していたが、今回その宣言を同チャンネルのオンラインフォロワーにも拡大した。

同省はテレグラムチャンネルで、「インターネットリソース『BELSAT』を通じて団結した国民グループは過激派組織とみなされ、ベラルーシ共和国領土内での活動は禁止されている」と述べた。

ミンスク市はすでに数十の反政府勢力と人権NGOを禁止し、NEXTA、NEXTA-Live、LUXTAを含む9つのテレグラムチャンネルを「過激派」と宣言した。

同省令に基づいて有罪判決を受けた者には最高で懲役7年の刑が科せられるが、メディア団体は、この措置は国民を脅迫し、独立したニュースを読むことを妨げる脅威だと主張している。

Telegram に 94 万人のフォロワーがいる Belsat は、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領の再選が争われて以来、ベラルーシの野党勢力の主要なプラットフォームの 1 つとなっている。

2月にはポーランドのベルサット記者2人が野党の抗議活動を撮影した際に「公序良俗違反」の罪で2年間の懲役刑を言い渡された。

欧州連合は投獄を「容認できない嫌がらせ」と非難し、ベラルーシ当局に対し「人権や基本的自由の侵害を停止する」よう求めた。

ルカシェンコ大統領の独裁政権は、西側諸国が不正行為だったと主張する昨年8月の投票以来、反対派や独立系メディアに対して暴力的な弾圧を行っている。

数万人が拘束され、人権団体は現在800人以上が政治犯として投獄されていると発表している。

水曜日、ベラルーシの裁判所はまた、反政府デモを支援したとして大手人権団体のメンバー2人に懲役刑を言い渡した。

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