によるユーロニュースとAP
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リトアニアは、EU加盟国の台湾事務所開設決定に中国政府が怒りを表明したことを受け、「協議」のため駐中国大使を召還したと発表した。
リトアニアは台湾自治を巡る中国政府との報復措置として、駐中国大使を召還した。
EU加盟国は7月、台湾が自国の名前でビリニュスに事務所を開設することを許可することを決定した。
これに対し、中国は駐リトアニア大使を召還し、バルト三国に対し「誤った決定を直ちに修正し、被害を元に戻すための具体的な措置を講じ、これ以上誤った道に進まないように」と伝えた。
リトアニア外務省は金曜日、先月の中国政府の動きを受けて大使を召還したと発表した。
「8月10日の中国の声明を受けて、ディアナ・ミケヴィチエネ駐中国リトアニア大使は9月4日付けで協議のため召喚される」と述べた。声明読む。
同省は「在中国リトアニア大使館は通常通り開館している」と付け加えた。
ビリニュスは中国の行動に遺憾の意を表明し、「一つの中国」原則を尊重しつつ、台湾との互恵関係を発展させる用意があると強調した。
中国政府は、リトアニアが台湾事務所の開設を許可した場合の「政治的影響」について言及したが、詳細には触れなかった。中国は台湾は自国の領土の一部であり、外交承認を受ける権利はないと主張している。
しかし、この島は、米国や日本を含む事実上の大使館として機能する貿易事務所を通じて、すべての主要国との非公式な関係を維持している。
しかし、中国の圧力により、台湾の正式な外交同盟国はわずか15カ国に減少した。
金曜日、駐中国EU副大使のティム・ハリントン氏はこう述べた。Twitterで共同写真を共有した北京を離れるリトアニア外交官との団結を示すために数十人のEU外交官が集まった。