EU当局、追加接種ではなくまずワクチンに焦点を当てるべきだと述べた

によるAP

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ECDCは欧州各国政府に対し、追加接種の計画よりもワクチン接種プログラムを優先するよう求めている。

欧州連合(EU)の感染症庁は追加接種の必要性を理由に、各国に対しコロナウイルス一次ワクチン接種プログラムを推進するよう求めた。

欧州疾病予防管理センター(ECDC)は木曜日、承認されたワクチンは新型コロナウイルスの影響を制限する上で「現時点で非常に効果的」であると発表した。

「今の優先事項は、推奨されるワクチン接種コースをまだ完了していない対象者全員にワクチンを接種することである」と付け加えた。

デルタ変異株が国内に広がる中、フランスは水曜日、EUの大規模国としては初めて65歳以上の人々と基礎疾患のある人を対象に新型コロナウイルスワクチンの追加接種を開始した。

スペイン保健当局も来週、同様の措置を講じる議論を行う予定だ。

しかしECDCは、一般住民に対する追加接種の「緊急の必要性」はないと述べた。

ただし、「免疫システムが著しく低下している」人に対しては、最初の接種で十分な防御効果が得られない場合には、追加の接種が検討される可能性があると付け加えた。

一方、欧州医薬品庁は、新型コロナウイルスワクチンの追加投与量に関するデータの評価はまだ完了していないと強調した。

欧州のワクチン接種推進の遅れを受けて、欧州委員会は今週、27カ国圏全体で平均して成人の70%が完全にワクチン接種を受けていると発表した。

しかし、各国のワクチン接種率にはばらつきがあり、ブルガリアとルーマニアではその計画が著しく遅れている。

世界保健機関はまた、必要としている国に利用可能なワクチンを寄付するよう各国政府に要請していた。

欧州委員会のステファン・デ・ケースマイケル報道官は木曜日、科学的証拠が広範に追加接種が必要である可能性を示唆する場合、EUには十分なワクチンがあると述べた。

ブリュッセルは最近、2021年から2023年までに18億回の追加接種についてBioNTech-Pfizerと契約を締結し、EU向けに1億5,000万回の追加接種についてModernaとの2番目の契約を締結した。

デ・ケースマイケル氏は「われわれは準備に必要な措置を講じた」と述べた。

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