によるユーロニュースとAP
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アレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、ベラルーシは間もなくロシアから数十機の戦闘機、ヘリコプター、防空ミサイルシステムを受け取る予定であると述べた。
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、ベラルーシは間もなくロシアから大量の武器の委託品を受け取るだろうと述べた。
ルカシェンコ氏は水曜日、ベラルーシは数十機の戦闘機、ヘリコプター、防空ミサイルシステムを取得すると発表した。
このニュースは、ロシアとベラルーシが推定20万人の軍隊が参加する共同戦争ゲームの実施を準備している中で伝えられた。
ルカシェンコ氏はまた、自国が250キロ離れた空中目標を撃墜できるS-400対空システムを受け取る可能性があることを示唆した。
権威主義的な指導者はモスクワの強力な同盟国であり、2020年の再選が争点となった後はロシアに支援を求めてきた。
投票後、ルカシェンコ氏は6期目の就任を主張したが、これをきっかけにベラルーシの野党や西側諸国から数カ月間にわたる抗議活動や不正投票の疑惑が起きた。
ベラルーシ政府が抗議活動参加者の弾圧を受けて米国と欧州連合から一連の制裁に直面する中、ロシアは長年大統領を務めた同大統領を断固として支援してきた。
2020年8月の投票以来、ベラルーシでは3万5000人以上が逮捕され、数千人が警察による暴力事件を報告している。
ルカシェンコ氏は西側諸国が同氏を追放し、ロシアを弱体化させようとしていると非難した。同氏は、今月予定されている軍事演習は、外国の圧力に対抗するための共同努力の一環であると説明した。
ルカシェンコ氏は「われわれは事実上単一の軍隊を持っており、ベラルーシ軍が西方向の基幹を形成している」と語った。
「戦争が始まったら、ベラルーシ軍が最初に戦闘に参加し、その後すぐにロシア軍の西側グループが合流して共同防衛を形成するだろう。」
ルカシェンコ氏はこれまで、ロシア政府がベラルーシに独立を放棄させる陰謀を捏造していると非難していたが、ここ数カ月で発言を変えた。
ベラルーシの野党は、大統領がクレムリンの支援と引き換えにベラルーシを犠牲にするのではないかと懸念を表明している。