ギリシャ、潜在的なアフガニスタン移民を阻止するため国境の壁の拡張を完了

によるロイター

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カロリーナ・タガリス著

アテネ-ギリシャは金曜日、トルコとの国境に40キロメートルのフェンスを完成させ、タリバンによるアフガニスタン占領を受けて欧州に到達しようとする難民申請者を阻止するための新たな監視システムを導入したと発表した。

アフガニスタンでの出来事は、2015年の難民危機が再発するのではないかとの懸念を欧州連合で増幅させている。この時は中東やその外の戦争と貧困から逃れる約100万人がトルコからギリシャに渡り、その後北のより裕福な国々へ移動した。

ギリシャはその危機の最前線にあり、国境部隊が再び欧州の玄関口とならないよう警戒していると述べた。

ミハリス・クリショコイディス国民保護大臣は金曜日、国防大臣および軍首脳らとともにエヴロス地方を訪問した後、アフガニスタン危機により「移民流入の可能性」が生じていると述べた。

「我々は、起こり得る影響を受動的に待つことはできない」とクリショコイディス氏は記者団に語った。 「私たちの国境は安全かつ不可侵であり続けるでしょう。」

クリショコイディス氏は、既存の12.5キロメートルのフェンスの拡張工事とハイテク自動電子監視システムがここ数日で完了したと述べた。

2016年にEUが財政支援と引き換えに流入を阻止する合意にトルコと合意して以来、陸路でも海路でもギリシャへの移民流入は全体的に少しずつ鈍化している。

キリアコス・ミツォタキス首相とトルコのタイップ・エルドアン大統領は金曜日、電話でアフガニスタンについて協議し、エルドアン大統領は、アフガニスタン人とイラン(アフガニスタン人にとってトルコへの主要ルート)は支援されるべきであり、そうでなければ新たな移民の波は「避けられない」と語った、と大統領府の声明は述べた。言った。

NATO同盟国であり歴史的なライバルでもあるギリシャとトルコは、移民問題や東地中海における領有権の主張を巡って長年対立してきた。

ギリシャはここ数​​カ月、移民キャンプを柵で囲い、トルコに近いサモス島とレスボス島に2つの閉鎖型施設を建設するためのEU全体の入札を開始するなど、移民政策を強化している。

同国は最近、人々の海域への立ち入りを阻止しているが、広く報道されているいわゆる「プッシュバック」の疑惑については否定している。

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