によるユーロニュースとAP通信、AFP通信
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トルコで難民に対する緊張が高まる中、警察はシリア人が所有する住宅や店舗への攻撃に関連して76人を拘束した。
トルコの警察は、シリア国民が所有する住宅や店舗に対する一連の襲撃に関連して数十人を逮捕した。
水曜夜、議論が激化する中、数百人が首都アンカラの街頭に繰り出し、反シリアのスローガンを唱えた。
アルトゥンダー地区ではシリア難民の家に石が投げられ、一部の店舗も略奪された。
アンカラ警察は木曜日、攻撃に関与したか、暴徒の怒りを煽る挑発的なソーシャルメディア投稿を共有した疑いで76人の容疑者が拘留されたと発表した。
当局は、容疑者のうち少なくとも38人には強盗、暴行、麻薬密売の前科があったと付け加えた。
この暴動は、その日早くに18歳の十代のエミルハン・ヤルシンさんが難民グループとの争いで刺殺された後に起きた。国営アナドル通信は、「故意の殺人」容疑で起訴された外国人2人が逮捕されたと報じた。
トルコ当局は数時間後に平穏が戻ったと述べ、オンライン上の「挑発的な発言やメッセージ」に注意を払わないように国民に呼び掛けた。
トルコ赤新月社のケレム・キニク会長ツイッターで言ったシリア人の子供が実家に投げられた石で負傷し、入院したという。
「夜間に家に投石するのはいつ以来、私たちの習慣の一部になったのでしょうか?何人かの難民が私たちに連絡してきました。彼らは子供たちの安全を心配しています」とキニクさんは語った。
トルコは経済の疲弊と高い失業率に悩まされており、その大半がシリア人である約400万人の難民が暮らしている。
しかし、米国軍と北大西洋条約機構(NATO)軍の撤退に伴いタリバンが勢力を拡大しているアフガニスタンから、同国が新たな難民の流入に直面するのではないかという国民の懸念がある。