によるAFP
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ツィマヌスカヤさんは、チームがベラルーシへの帰国を強制しようとしたと主張しており、ソーシャルメディアに批判を投稿したことで政府からの報復を恐れているという。
ベラルーシの短距離走選手クリスツィナ・ツィマノウスカヤは、安全上の懸念から帰国を拒否し、水曜日の夜にポーランドに到着した。
ポーランドのマルシン・プジダチ外務大臣は、選手が「ワルシャワに無事到着した」と中央ヨーロッパ時間20時40分頃にツイッターで発表した。
「彼女の安全な旅を完璧に計画し確保してくれたポーランドの領事館および外交官の関係者全員に感謝したい。ポーランドは引き続き団結と支援を示していく」と付け加えた。
ツィマヌスカヤ選手は、東京オリンピック期間中にベラルーシのスポーツ当局が彼女の承認を得ずに4×400リレーのチームに入れたことをソーシャルメディアで批判していた。
彼女は、チームがベラルーシへの帰国を強制しようとしたと主張し、政府からの報復を恐れていると語った。
ツィマノスカヤさんはオーストリア航空の便に乗って水曜日の早朝に東京を出発し、現地時間午後3時にオーストリアの首都に到着した。当初、24歳の彼女はポーランドの会社LOTで旅行する予定だったが、直前に旅程を変更した。
彼女は警察の保護のもとウィーン空港から護送され、その日遅くにワルシャワ行きの別の便に搭乗した。
オーストリアはツィマヌスカヤの開催国候補として挙げられていた。彼女のコーチ、フィリップ・アンフリードはその国の出身です。
しかし、ウィーンはベラルーシの主要経済パートナーの一つであり、ベラルーシの主要企業4社が拠点を置いているという事実を考慮すると、躊躇していた。
しかし、オーストリア外務省は、ツィマヌスカヤさんが「亡命申請を希望する場合はウィーンの支援を期待できる」とし、「決定は彼女次第」であると述べた。
一方、アレクサンドル・ルカシェンコ政権による弾圧に直面しているアスリートを支援する団体であるベラルーシ・スポーツ連帯財団(BSSF)の代表者らは、他のベラルーシの民主化活動家らとともに、ワルシャワに到着したツィマヌスカヤを歓迎すると述べた。