によるユーロニュースとAP通信、AFP通信
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CDU党首候補アーミン・ラシェット氏は、2009年に移民について書いた本の中で出典を明記しなかったことを認めた。
今年後半にドイツのアンゲラ・メルケル首相の後任を目指す政治家が、2009年の著書で盗作を犯したことを謝罪した。
メルケル首相の後任候補であるCDU候補のアルミン・ラシェット氏は、移民に関する著書の中で出典を明記しなかったことを認めた。
「明らかに私に責任がある間違いがあり、謝罪したい」とラシェット氏は述べた。
ラシェ氏は、他に間違いがないかどうかを判断するために研究をさらに精査すると付け加えた。
開発援助の専門家であるカルステン・ヴァイツェネッガー氏が先週ツイッター上で、出典なしで本の中で同氏の言葉が引用されたと述べて初めて非難がなされた。
ドイツでは盗作や学術的不正行為の疑惑が非常に深刻に受け止められており、近年数人の上級政治家が辞任に追い込まれている。
ラシェット氏の謝罪は、ドイツ指導部の主なライバルであるラシェット氏も盗作を認めたわずか数週間後に行われた。
今月初め、緑の党のアンナリーナ・バーボック氏は、出典を記載せずに新書の内容を使用した際に間違いがあったことを認めた。
バーボック氏はまた、ドイツ議会への数千ユーロの政党賞与の申告を怠っており、履歴書の誤りを訂正する必要があった。
来たる選挙を前に、ラシェット氏はドイツの洪水地域での記者会見の背景で笑っているところを写真に撮られ、最近物議を醸している。
最近の世論調査では、ラシェット氏の中道右派陣営が緑の党や中道左派の社会民主党を明らかにリードしているが、60歳の同氏個人の支持率は最近の論争のせいで低下している。
ドイツは9月26日に新しい議会を選出する投票を実施し、最も強い政党が新政府樹立を主導する可能性が高い。