スウェーデンのステファン・ロベーン首相が辞任、連立協議が始まる

によるユーロニュースAP

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ロベーン氏の辞任は、同氏が信任投票で否決された初のスウェーデン指導者となってから1週間後に行われた。

スウェーデンのステファン・ロベーン首相は月曜日に辞任し、議会議長に新政府の樹立を求めた。

ロベーン氏の辞任は、同氏が信任投票で否決された初のスウェーデン指導者となってから1週間後に行われた。

アンドレアス・ノーレン国会議長は現在、新政権樹立の可能性がある党指導者らと協議に入る見通しだ。

一方、ロベーン氏は暫定政権の指揮を執り続け、「スウェーデンにとって最善ではない」と言われている解散総選挙の実施は排除する。

同氏が率いる社会民主党は緑の党と連立を組んでおり、議会定数349のうち100議席を占める最大勢力であり、協議を開始するとみられている。

ロベーンに対する不信任案は、何年も社会民主党を批判してきた国家主義者のスウェーデン民主党によって提出されたが、住宅不足に対処する法案をめぐり左翼党が政府からの支持を撤回したため、最終的には成功した。

ロベーン氏は左翼党を同盟者として取り戻すことに成功したが、以前は社会民主党政権を支持していた小規模な自由党は現在、中道右派政府を望んでいる。一方、保守党は依然としてロベーン氏の政権掌握を望んでいるが、スウェーデン民主党や左派左翼党との取引を望んでいない。

中道右派では、スウェーデン第2位の穏健派が党首ウルフ・クリスターソン氏の首相就任を望んでいる。

スウェーデンで最後に連立協議が行われたのは、議会が膠着状態になった2018年の選挙後だった。ロベーン氏が2019年1月に提示した政権樹立には4カ月の交渉を要した。

スウェーデンでは次の総選挙が2022年9月11日に行われる。

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