によるAP
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「人種差別の事例は、私たちを恥じ続けています。なぜなら、それらは、私たちが想定している社会的進歩が、私たちが思っているほど現実的でも決定的でもないことを示しているからです。」
教皇フランシスコは日曜日、人種差別を、潜んで待ち望んで現れて「私たちが想定している社会的進歩は人々が思っているほど現実的でも決定的でもない」ことを示すウイルスに例えて人種差別を非難した。
フランシスコ大統領は、国連が人種差別撤廃国際デーとしている日に人種差別についてツイートした。
教皇は人種差別を「すぐに変異し、消える代わりに隠れて潜んで待ち構えるウイルス」に例えた。
「人種差別の事例は、私たちを恥じ続けている。なぜなら、私たちが想定している社会的進歩が、私たちが思っているほど現実的でも決定的でもないことを示しているからだ」とフランシスコ氏はハッシュタグ#FightRacism#FratelliTuttiを付けてツイートした。
「Fratelli Tutti」は、教皇が昨年、新型コロナウイルス感染症のパンデミックのさなか、世界中で連帯、兄弟愛、環境への配慮を訴えるために発布した回勅、つまり特別な教育文書のタイトルである。
フランシスコ氏はツイートの中で、人種差別や場所の特定の例には言及しなかった。彼は教皇の任期を通じて、移民を含む社会で疎外されている人々の権利を擁護してきた。
3月21日の毎年恒例の国連記念式典は、1960年に南アフリカのシャープビルでアパルトヘイト法に反対する平和的なデモで警察が発砲し69人を殺害した日の記念日に当たる。