によるユーロニュースとAP通信、AFP通信
公開日
この記事をシェアする
トルコ国防大臣は、ギリシャの戦闘機4機がTCGチェシメ号の近くを飛行したと発表したが、アテネはこの疑惑を否定した。
トルコは、ギリシャ軍がエーゲ海でトルコの調査船に「嫌がらせ」をしたと非難した。
トルコ国防省は、ギリシャのF-16戦闘機4機が公海で「技術的・科学的研究」を行っていたTCGチェシメ号の近くを飛行したと発表した。
戦闘機のうちの1機は「高度1,000メートル」を飛行し、トルコ船から「2海里」離れたところに照明弾を投下したとされている。
同省は、事件はギリシャのリムノス島付近で発生したと発表した。声明。
トルコのフルシ・アカル国防大臣は報道陣に対し、「残念ながら、これはギリシャの隣国による頻繁な嫌がらせ行為の一つだ」と語った。
アカル氏は詳細には触れず、トルコはこの行動に対して「適切な対応」をとったと述べた。
「我々は皆、このような嫌がらせは適切ではなく、善隣関係にふさわしくないと信じている」と付け加えた。
ギリシャ国防省は、ギリシャの戦闘機がチェシメ艦に接近したことはないと述べ、そのような「嫌がらせ」があったことを否定した。
ギリシャ空軍は火曜日にエーゲ海で演習を実施していたが、同省はトルコ艦艇が航行していた海域からは「遠く離れた」場所を飛行していたと発表した。
トルコとギリシャは先月、北大西洋条約機構(NATO)加盟国間の長年の紛争解決に向け、地中海東部のエネルギー利権を巡る協議を再開した。
欧州連合からの警告にもかかわらず、トルコ政府はギリシャ海域で複数のガス探査ミッションを組織し、外交危機を引き起こした。
トルコは最近、地震の水路測量のためTCGチェシュメを3月2日までエーゲ海に派遣したが、ギリシャはこの任務を挑発的な行為だと主張している。