フィンランドのユハ・シピラ元首相が国会議事堂前で暴行

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ユハ・シピラさんが先週、正体不明の襲撃者に「拳で攻撃された」と国営テレビに語った後、ヘルシンキ警察が捜査を行っている。

フィンランドの有力政治家らは、先週、国会議事堂外の路上で元首相が暴行を受けたことを受け、怒りを表明した。

2015年から2019年までフィンランド首相を務めるユハ・シピラ氏は、1月7日にヘルシンキで正体不明の襲撃者に殴られたと国営テレビMTV3に語った。

中央党の政治家は「拳で攻撃された」と述べたが、負傷の有無については明らかにしなかった。

ヘルシンキ警察は「国会議事堂付近での議員殴打の疑い」を捜査中であることを認めた。

「現在の警察情報によると、議員は道路を横断中、加害者が拳で殴った」と警察のジュハニ・ヴオリサロ捜査部長は述べた。ヘルシンキ警察

「捜査は初期段階にあり、行為の計画や動機についてはまだ明らかになっていない。」

現首相のサンナ・マリンはこの事件を「深刻かつ非難に値する」と述べた。

マリン氏は「国会議員に対する暴力行為は、議員個人だけでなく国会全体に対する侮辱だ」とツイートした。

「代表者の身体的な誠実さは、信頼できる民主主義の重要な部分だ」と国会議長で中央党員のアヌ・ヴェービライネン氏は付け加えた。

「私たちフィンランド人は、私たちの代表者が暴力にさらされることを決して受け入れることができません。」

左派同盟の元党首パーボ・アルヒンマキ氏もツイートし、「フィンランドでは政治的暴力は許されてはならない」と述べた。

「国会議員への攻撃は、個人に対する非難に値する攻撃であるだけでなく、議会と民主主義全体に対する攻撃である。」

フィンランドでは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが続いているにもかかわらず、4月に地方選挙が行われる予定である。

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