ギリシャとトルコの沿岸警備隊の船が衝突し、地中海東部で新たな緊張が高まる

によるユーロニュース

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NATO両国は、エーゲ海の主権と東地中海の排他的経済水域の範囲について数十年にわたって議論してきた。昨年8月にギリシャのフリゲート艦とトルコのフリゲート艦が衝突したことを受け、ここ数カ月で紛争が激化している。

ギリシャとトルコの沿岸警備隊の船舶が衝突したことを受け、地中海東部で再び緊張が高まっている。

2隻の巡視船は水曜日の早朝、トルコ語でカルダックとしても知られるイミアの岩だらけの島近くのエーゲ海に集合した。双方とも負傷者は報告されていない。

ギリシャ沿岸警備隊は声明で、コス島港湾局の船舶がトルコのボートによって「妨害」され、「軽度の物的損害」が生じたと発表した。

一方、トルコ沿岸警備隊はギリシャ船2隻を領海侵犯の疑いで告発した。

声明は「トルコ沿岸警備隊の船4隻が実施した予防演習により、領海を侵犯したギリシャ側勢力2隻が排除された」と述べた。

トルコ沿岸警備隊は、この事件の際、2隻の沿岸警備隊の船の間で「摩擦」が発生したと付け加えた。

「沿岸警備隊司令部は、我が国の海の安全と安全を確保するために勤務している」とトルコは付け加えた。

ギリシャは衝突を「嫌がらせ」と表現し、自国の船舶は広い海域で秩序ある任務を遂行していたと述べた。

NATO両国は、エーゲ海の主権と東地中海の排他的経済水域の範囲について数十年にわたって議論してきた。

昨年8月にギリシャのフリゲート艦とトルコのフリゲート艦が衝突したことを受け、ここ数カ月で紛争が激化している。

1996年、両国はイミア島またはカルダック島の無人岩島をめぐって戦争の瀬戸際に陥ったが、米国の外交介入により回避された。

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