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MVわかしおは海岸から16キロメートル離れたところに留まる予定だったが、沈没時は海岸から2キロメートル未満の地点だった。
モーリシャス沖で座礁し、インド洋に1000トン以上の原油を流出させた船の船長が逮捕された。
当局は、同氏が「安全な航行を危険にさらした」罪で起訴されたと発表した。
スニール・クマール・ナンデシュワル容疑者は来週の保釈審理まで拘留されていると警察のシボ・クーセン警部が火曜日に発表した。
「我々は徹底的な調査を実施し、乗組員全員に事情聴取を行っている」と同氏は付け加えた。
「わかしお」は7月25日にサンゴ礁に座礁した。
日本の船は数日間激しい波にさらされた後、8月6日に亀裂が入り、油が漏れ始め、積荷の燃料の4分の1以上がマエブールラグーンのターコイズブルーの海に流出した。
残りの3000トンの燃料のほとんどは船が2つに分裂する前に船から汲み出されたが、環境保護団体は周囲のサンゴ礁へのダメージは回復不能になる可能性があると警告した。
「わかしお」は海岸から16キロメートル離れたところに留まる予定だったが、沈没時は海岸から2キロメートル未満のところであった。
船主の長鋪海運は船が航路を外れた原因を調査しており、専門家を派遣して被害の収拾を図っているが、モーリシャス政府は同社に賠償を求めている。
地元当局は、なぜ燃料漏れが始まる前に船内の燃料を空にするための即時措置を講じなかったのか説明を求められている。
プラビンド・ジュグノート首相は、対応が遅れたのは悪天候のせいだと述べた。
フランス、日本、国連の専門家が現在浄化作業に携わっており、国連開発計画は流出による当面の影響に対処するために20万ドルを割り当てている。