によるAP通信
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ブラジルでは現在200万人以上の感染者が記録されており、インド保健省は金曜日、同国の感染確認者数が100万人を超えたことを確認した。
ブラジルとインドで確認された新型コロナウイルス感染症の感染者数は、それぞれ200万人と100万人の象徴的な節目を超えた。
5月下旬に初めて新型コロナウイルスの感染者が報告されて以来、ブラジルでは、まだ下降傾向にある恐ろしい高原で1日平均1,000人以上の死亡者が記録されている。
連邦保健省は木曜日、国内のこの致死性疾患の確認症例数が200万人を超え、死者数が7万6000人を超えたと報告した。
ブラジル最大かつ最も被害の大きかった都市では感染者数が多少波打っているものの、全国の新たな場所ではウイルスの感染がピークに達しつつある。
専門家らは、ジャイール・ボルソナロ大統領がウイルスの致死性を否定したことと、全国的な連携の欠如に加え、市政府や州政府の対応がバラバラで、保健専門家の推奨よりも早く一部が再開されたことを非難している。
これは350万人以上の感染者と13万8,358人以上の死亡者が記録されている米国に次いで2番目である。
しかし一部の専門家は、広範な検査不足により200万人という数字は過少カウントであると考えている。ブラジルの複数の学術機関の教授らが確認された死亡者数に基づいて作成したモデルでは、ブラジルの感染者数は1000万人と推定されている。
「いずれにしてもウイルスを止めるのは難しかっただろう。しかし、感染者数200万人というこのマイルストーンは非常に過小評価されているが、この状況は違っていた可能性があることを示している、と医療管理専門家でゲトゥリオ・バルガス財団教授のアドリアーノ・マスダ博士は述べた。パウロ大学が明らかにした。
「検査に関する国家戦略もなく、上層部からの対策もなく、基本的な治療を改善する努力が少なすぎるため、重篤な症例が深刻になる前に発見され、追跡もできない」と同氏は付け加えた。
一方、インド保健省は金曜日、国内の感染者数が100万人を超えたと発表した。
同省はこれまでに約2万5000人が死亡し、60万人以上が回復したと報告している。
この厳しい節目は、インドのいくつかの州が経済を守るための地方政府の必死の努力のさなか、感染拡大を食い止めるために集中的なロックダウンを課している最中に起こった。
これまでのところ、マハラシュトラ州、デリー、タミルナドゥ州の3州が感染者数全体の半分以上を占めている。しかし、インドの広大な田舎では、備えがはるかに整っておらず、医療も脆弱であるため、パンデミックは明らかに拡大している。
ハーバード大学グローバル・ヘルス研究所所長のアシシュ・ジャー博士は、「感染者の急増が今後数日間のインドにとっての主な課題であり続ける」と述べ、感染者の大多数が依然として見逃されていると付け加えた。
インドのウイルスへの対応は当初鈍かったが、3月24日に14億人の全人口を3週間封鎖して時間を稼いだ。
その後さらに5週間延長された全国的なロックダウンは、何百万人もの貧しい出稼ぎ労働者が職の喪失と飢餓のために田舎への帰還を余儀なくされ、前例のない人道危機のさなか、莫大な経済的コストをもたらした。
ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、パンデミックにより59万人近くが命を落としている。世界で1,370万人以上が感染している。