イラン、訓練中のミサイル攻撃で死亡した船員19人の葬儀を執り行う

によるユーロニュースAP

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異例のことながら、イラン政府はオマーン湾での事故を認めた。

国営テレビによると、イランは今週、イラン軍事訓練中に誤って発射されたミサイルが海軍艦艇に衝突し、死亡した船員19人の葬儀を火曜日に行った。

式典は首都テヘランから南東約1,400キロ(875マイル)にある南西部の港湾都市チャーバハルの海軍基地で行われた。報告書によると、戦死した兵士の遺族や親族、軍関係者や政府関係者らが追悼式典に出席した。

失敗に終わった訓練は日曜日、戦略上の要衝であるホルムズ海峡近くの海域で行われた。

ミサイルはオマーン湾のジャスク港沖で海軍艦艇コナラクに命中した。国営テレビによると、演習に参加していたヘンディジャン級支援艦「コナラック」が目標に近づきすぎ、ミサイルが命中した。コナラックは他の船が攻撃できるよう標的を設置していた。

この事件ではイラン船員15人も負傷し、テヘラン近郊でウクライナのジェット旅客機を誤って撃墜し、乗員乗客176人全員が死亡してからわずか数カ月後に、米国との緊張が高まる中、イスラム共和国軍の即応性について新たな疑問が生じた。

イランは、世界の石油貿易の20%が通過するペルシャ湾の狭い口であるホルムズ海峡に近いオマーン湾で定期的に演習を行っている。

ドナルド・トランプ大統領は2年前、イランと世界大国との核合意から米国を離脱させ、イランに対する最大限の圧力キャンペーンを開始し、最近、両国は全面衝突の瀬戸際に追い込まれている。

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