アンゲラ・メルケル首相、新型コロナウイルスはドイツにとって第二次世界大戦以来最大の課題だと語る

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メルケル首相は国民に対し「事態は深刻だ」「真剣に受け止めてほしい」と語った。

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、新型コロナウイルスの感染拡大は同国にとって第二次世界大戦以来最大の課題だと述べた。

メルケル首相は国民に向けて異例の直接演説で、ドイツ国民にウイルスを真剣に受け止めるよう促し、国民全員がウイルスの蔓延を防ぐために自らの役割を果たす必要があると述べた。

「これは深刻だと言わせてください。真剣に考えてください。ドイツ統一以来、いや、第二次世界大戦以来、私たちの共同の団結した行動にこれほど依存していた我が国にとって挑戦はありませんでした」と彼女は述べた。

ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、水曜日夜の時点でドイツのウイルス感染者数は1万1973人で、世界で5番目に多い。大学の集計によると、国内のウイルス感染者のうち28人が死亡した。

メルケル首相は、ドイツには世界最高の医療制度があるにもかかわらず、短期間に患者が急増して圧倒されるだろうと述べた。

彼女は人口8,300万人の国民全員に対し、不安な時には集まりたいという自然な本能にもかかわらず、外出しなければならない時は家に留まり、社会的距離を保つよう呼び掛けた。

「私は皆さんにお願いします。今後も有効となる規則に従ってください」と彼女は言った。

「私たちは政府として、何を修正する必要があるかだけでなく、おそらくまだ行う必要があることも常にチェックしていきます。」

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