によるAP
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2019年に設置されたばかりで、半年後に放火された。
当局によると、ドナルド・トランプ米大統領を嘲笑する木像が木曜日、メラニア夫人の出生地であるスロベニアで焼失した。
スロベニア北東部の村に昨年建設された高さ約8メートルのこの建造物には、トランプ氏のトレードマークの髪型、青いスーツ、白いシャツ、長い赤いネクタイが描かれていた。握りしめた右腕の拳は、ニューヨークの自由の女神のように高く掲げられていた。
スロベニア警察は放火犯を捜査している。
トリガーされると、像内の機構が赤く塗られた口を開き、サメのような歯が現れました。
すべてのポピュリストと同様、この像には 2 つの顔がある」と、この像の製作者であるトマズ・シュレーグル氏は昨年 8 月にこの像を除幕した際に語った。
「1人は人間的で優しい人、もう1人はヴァンパイアの人です。」
この建設物はすぐに観光名所になったが、地元の村民の中にはその外観に不満を抱き、10月31日のハロウィーンまでに放火することを約束したため、その地域の別の村に移さなければならなかった。
像が最終的に安置されたモラヴチェ市長ミラン・バラジッチ氏は、正体不明の放火犯が像を焼いたと述べた。
同氏は、この像の放火は私たちの社会における芸術的プロジェクトに対する不寛容の象徴であると述べた。
スロベニアでトランプ家の一員が木彫りにされたのはこれが初めてではない。
昨年6月、菩提樹の幹から切り出された米国大統領夫人の等身大彫刻が彼女の故郷セヴニツァで公開され、住民からさまざまな反応を集めた。
メラニア・クナウスとして生まれたファースト・レディは、モデル活動を始めたときに名前をメラニア・クナウスに変更した。彼女は1996年にニューヨークに定住し、2年後にトランプ氏と出会った。
トランプ大統領就任後、美しいアルプスの母国を宣伝してくれるのではないかとの期待が高まっていたスロベニアでは、メラニア夫人について複雑な感情が広がっている。しかし、彼女は公の場でスロベニアについて言及することはほとんどなく、トランプ大統領の就任以来、中央ヨーロッパの小国を訪問していない。