フィンランド全土のストライキでフィンエアーが機能不全に陥り、乗客2万人が影響を受ける

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給与をめぐって2週間のストライキを続けている郵便局職員9000人に代わって、空港労働者らが連帯ストライキに参加した。

フィンランドのフラッグキャリア航空会社、フィンエアー、約300便の欠航を余儀なくされたと発表郵便労働者の全国的な連帯ストライキのさなか。

ヘルシンキの本拠空港がヨーロッパとアジア間の接続の主要ハブとして機能する航空会社は、次のように述べた。2万人の乗客が影響を受けるだろう月曜日の行動によって。

これは、給与削減に反対して2週間のストライキを行っている公営郵便会社ポスティの従業員9000人を代表して、フィンランドの空港労働組合が連帯ストライキに参加したことを受けてのことだ。

フィンランドの首席労働調停官ブオッコ・ピエッカラ氏は日曜日、週末にわたる広範な交渉の結果、紛争で合意を形成する試みは失敗に終わったと述べた。

フィンエアーの広報担当者、パイヴィット・トールクヴィスト氏は、「現時点での我々の推定では、明日予定されている377便のうち、約120便を運航できる可能性がある」と述べた。

連帯ストライキにより、月曜にはフィンランドの首都ヘルシンキの公共バス輸送が大幅に停止すると予想されており、一方フィンランド船員組合は、月曜から追って通知があるまでフィンランドの港でフィンランド国旗を掲げたすべての旅客船と貨物船を停止すると発表した。

このストライキにより、フィンランドではクリスマスシーズンを前に郵便配達が中断される事態も発生した。

郵便ストライキとは別に、他の3つの従業員組合が別々の賃金争議で12月9日から3日間のストライキに参加するよう少なくとも8万5,000人の労働者に呼びかけているため、今後さらに広範なストライキが行われる可能性があり、フィンランドの他の産業に影響を与える可能性がある。

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