フランス警察、パリ北部の移民テントキャンプを撤去

によるロイター

公開日更新されました

この記事をシェアする

[パリ(ロイター)] - フランス警察は木曜日、政府が厳格な移民政策を発表した翌日、パリ北部にある2つの大規模な移民テントキャンプを撤去し、当局は他のキャンプも撤去すると明言した。

ポルト・ド・ラ・シャペルとセーヌ・サン・ドニ地区ではバスによって1,600人以上が連行され、そこでは不法難民が交通量の多いパリ・ペリフェリック環状道路の高架下や高速道路A1へのランプの下や周囲でテントを張って暮らしていた。

パリ警察署長のディディエ・ラルマン氏は現場で記者団に対し、「ここの道端やパリの公共スペースの他の場所にこうした設置物を設置することはもう許さない」と語った。

移民たちは主にサハラ以南のアフリカ出身で中東出身の男性もおり、整然とバスに乗り込み、パリとその周辺のジムやその他の公共の場に連行される一方、掘削機は間に合わせの小屋を取り壊し、プラスチック製の椅子やマットレスを拾い集めた。そしてゴミ。

ララメント氏は、移民の帰還を阻止するため、警察は今後数週間、この地域に常駐し続けると述べた。

水曜日、エドゥアール・フィリップ首相は、政府が移民に関する有権者の懸念に耳を傾けていることを示す取り組みの一環として、テントキャンプの閉鎖、移民労働者の割り当て、新たに到着した亡命希望者に対する緊急でない医療アクセスの制限を発表した。

2016年にカレーにある大規模な移民キャンプが閉鎖されて以来、多くの難民がパリに移住したが、パリではキャンプの解散を繰り返してきたが、数カ月後には再び別の地域に難民が現れることになった。

アンヌ・イダルゴ・パリ市長は記者団に対し、「知事らはキャンプは戻らないだろうと何度も言ってきたが、そのたびにキャンプは再び現れた」と語った。

エマニュエル・グレゴワール副市長は、ポルト・ド・ラ・シャペルのキャンプとは別に、近くのポルト・ドーベルヴィリエのキャンプと、パリ北部のポルト・ド・ラ・ヴィルテとセーヌ・サン・ドニのさらに多くのキャンプにさらに1,600人の移民がいると述べた。

同氏はフランス・インフォ・ラジオで「解散作戦は解決策ではない。国民の亡命申請を検討する間、我が国は恒久的で適切な住居を提供する必要がある」と語った。

クリストフ・カスタネール内務大臣は、木曜日に避難した人々は亡命申請が処理されるまで国が支援するセンターに収容されると述べた。

カスタナー氏は、すでに亡命を認められている一部の人々が、提供された公営住宅に残ることを拒否していると述べた。亡命申請が拒否された人はフランス領土を離れなければならず、一部は国外追放されるだろうと同氏は述べた。

(レポート:Geert De Clercq、Simon Carraud、Sophie Louet、編集:Gareth Jones)

アクセシビリティのショートカットに移動