イラクの抗議活動参加者、暴力で40人死亡後街頭に戻る

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少なくとも40人が死亡した一日の暴力的な抗議活動の後、土曜日、数百人のデモ参加者がバグダッド中心部に集まり、イラク国旗を振り回し、アデル・アブドゥル・マハディ首相を「虫けら」と呼んだ。

デモ参加者約２００人は首都中心部のタハリール広場で一晩野営し、周辺の清掃を行っていた。コーランの一節を朗読して殺された人々を追悼する人もいる。

バグダッドでは金曜、デモ参加者８人が死亡したが、その大半は群衆を制圧しようとした治安部隊が発射した催涙ガス弾の直撃を受けたものだった。

デモ参加者は長年の紛争や経済的苦境を経て生活を改善できなかった政治エリートらへの不満を爆発させ、全国で少なくとも40人のデモ参加者が死亡した。

議会は土曜日に抗議活動参加者の要求を議論するための緊急会合を開く予定だった。

「政府は15年間、私たちから物を盗み続けてきた。サダムは去り、1,000人のサダムがグリーンゾーンに隠れている」と、匿名を条件に抗議活動を行っていた若い参加者が金曜日、イラクの元独裁者について言及した。

2度目の大規模暴力事件

グリーンゾーンはバグダッドの中央政府区域であり、長年にわたってイラク国民の立ち入りが禁止されていた。

内務省は金曜日に治安部隊が示したいわゆる自制を称賛した。

同省は土曜日の声明で、「治安部隊はデモ参加者に対する銃器の使用や過剰な武力の使用を控え、責任を持って厳重な自制をもってデモとデモ参加者の保護を確保した」と述べた。

イラクの主にシーア派南部の州では、抗議活動参加者とイランの支援を受けたシーア派民兵組織との衝突で一夜にして暴力が発生したが、土曜日には状況は落ち着いており、ほとんどの都市部では依然として外出禁止令が発令されている。

今回の流血事件は、今月2回目の大規模な暴力事件となった。 ２週間前の抗議活動参加者と治安部隊の間の一連の衝突では１５７人が死亡、６０００人以上が負傷した。

医療関係者やイラク人権高等弁務官事務所（IHCHR）によると、これらの抗議活動で全国で2,000人以上が負傷した。