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EUのジャンクロード・ユンケル首相は、「ロンドンからの非難合戦」を非難し、EU離脱合意の可能性を排除することを拒否した。
EUのジャンクロード・ユンケル首相は、「ロンドンからの非難合戦」を非難し、EU離脱合意の可能性を排除することを拒否した。
ユンケル氏は、英国のEU離脱が大半を占めると予想される来週のEU首脳会議の準備について、「ロンドンで始まったこの非難合戦を私は受け入れられない」と語った。
ユンケル氏は「個人的には、合意を排除するつもりはない」と付け加えた。
同氏の宣言は、英国が合意なしでEU離脱する可能性を巡り、ロンドンとブリュッセルの間で舌戦が繰り広げられている最中に発表された。
EUのEU離脱交渉担当者ミシェル・バルニエ氏は、「現時点では」交渉チームは「合意を見出すことができる状況にはない」と述べた。
同氏は、英国政府が先週提出した英国案は「現実的な法的解決策を一時的な解決策に置き換えるもの」であり、「(EUが)受け入れられるものではない」と付け加えた。
バルニエ氏は「Brexitは、何よりもまずアイルランドに具体的な深刻な問題を引き起こしている。我々に必要なのは、双方にとって法的拘束力のある運用可能な解決策だ」と結論づけた。
同じく欧州議会で演説したフィンランドのティッティ・トゥップライネン欧州問題大臣は、英国がEUから「崩壊」する合意なきシナリオは「危険なほど現実的なシナリオ」であると議員らに警告した。
ユンケル氏の演説とEUのEU離脱交渉首席代表ミシェル・バルニエ氏の演説は、上のビデオプレーヤーで見ることができる。