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エジプト、ギザの有名なピラミッド近くで観光バスに路上爆弾が直撃、少なくとも4人死亡
エジプトのギザのピラミッド付近でバスが爆発し、ベトナム人観光客3人とエジプト人ツアーガイド1人が死亡したと当局が発表した。
公式発表によると、エジプト人運転手のほかに少なくとも9人のベトナム人観光客が負傷した。
同国内務省は、爆弾はカイロ郊外ギザの通りの壁の近くに隠された可能性が高いと発表した。
事件は中央ヨーロッパ時間午後17時15分、世界的に有名なピラミッドから4キロ(2.5マイル)未満の場所で発生した。
数十人の警察と消防士が現場に出動し、写真にはバスの片側が窓が吹き飛ばされるなど大破しているのが写っている。
バスに乗っていたが怪我はなかったラン・レさん(41)は、観光客らは音と光のショーに向かう途中だったと語った。
「私たちは音と光のショーを見に行っていたのですが、突然爆弾の音が聞こえました。人々は悲鳴を上げていて、ひどかったです」と彼女は語った。 「その後のことは何も覚えていない。」
同省は2人の死亡を確認し、その後州検察当局は3人目の観光客が死亡したと発表した。
モスタファ・マドブーリー首相は地元メディアに対し、ガイドは負傷がもとで死亡したと語った。
マドブーリーさんは「バスは治安部隊が確保したルートを逸脱した」と述べた。
「我々は事件の影響を抑えるためにベトナム大使館と連絡を取っており、今重要なのは負傷者の手当てである。」
これは、国内の観光客に対する致命的な攻撃としてはここ1年以上で初めてのこととなる。
エジプトの観光セクターは、2011年の暴動以来の訪問者の減少から回復しつつあった。
爆発直後、トラックがバスを牽引する様子が目撃され、負傷者はアル・ハラム病院に運ばれた。
エジプトにおける外国人観光客に対する最後の致命的な襲撃は2017年7月、紅海のリゾート地ハルガダでドイツ人2人が刺殺された。