COP24、カトヴィツェで合意を発表

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COP24の国連気候変動交渉は、成功するために時間外の熱狂的な交渉を必要としたが、今回の成功は、200カ国近くが2015年のパリ気候協定を履行するために従うべきルールブックを手に入れたことを意味する。

参加者らにとって2週間の激務と眠れぬ夜の日々は、しばしば進展が見えにくいように思われたが、ポーランドのカトヴィツェで開催されたCOP24気候サミットで成功裡に終わった。

200カ国近くが、2015年のパリ気候協定の実施を支えるルールブックに署名している。

合意を形成し、合意を脅かす多くの政治的分裂を克服するには、サミット前に2年間の作業が必要だった。

156ページのルールブックはテーマ別のセクションに分かれており、各国が炭素排出削減の進捗状況をどのように測定するか、途上国をどのように支援すべきか、監視メカニズムを定めている。

汚染の深刻な国が他国の削減策に資金を提供することで二酸化炭素をより多く排出する権利を購入できる炭素クレジット制度をめぐって各国が議論し、協議はさらに1日延びた。しかし、詳細は中央ヨーロッパ時間午後11時直前に最終的に合意され、講演の司会者から熱狂的な反応を引き起こした。

「長い道のりでした。誰も置き去りにしないように最善を尽くしました。」会談議長のポーランド大臣ミハル・クルティカ氏は語った。

パリ協定は2020年に発効し、地球の気温上昇を摂氏2度未満に抑えることを目指している。

しかし、科学者らが地球温暖化の大惨事を回避するにはさらなる対策が必要だと警告している中、環境保護団体はパリ協定を履行する仕組みを確保するだけでは不十分だと警告した。

欧州気候行動ネットワークは声明で「COP24気候サミットが閉幕する中、各国政府が気候変動の壊滅的な影響に適切に対応できていないことは明らかだ」と述べた。

同団体は各国に対し、既存の公約を超えて自国の排出量を削減し、他国が避けられない変化に適応できるよう支援するよう求めた。

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