平和を手に入れる:プーチン大統領、武器条約離脱計画を巡り米国を嘲笑

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プーチン大統領は、米国の現在の政策を国章のシンボルに喩え、「ワシがオリーブを全部食べて、矢だけを残したみたいだね」と冗談を飛ばした。

これは、ウラジーミル・プーチン大統領が、米国がロシアとの平和をどれほど望んでいるかをからかうジョークを言った瞬間だった。

彼はジョン・ボルトン米国家安全保障問題担当補佐官を迎えた際にこのギャグを言った。

ロシア大統領は、米国がロシアとの核兵器禁止条約から離脱するというドナルド・トランプの主張に言及し、米国の国章について話し始めたとき、話がそれたように見えた。

米国のパスポートや公式レターヘッドに使用されているこのデザインは、一方の爪に13本の矢を持った白頭ワシと、もう一方の爪に13本のオリーブの実をつけたオリーブの枝を描いており、後者は平和を求めるこの国の願いを象徴している。

プーチン大統領は通訳を介してボルトンに対し、「あなたのワシはオリーブを全部食べて、矢だけを残したみたいだ」と語り、画期的な中距離核戦力(INF)協定を離脱する米国の意図をほのめかした。

1987年の協定により、欧州において両国が保有するすべての短距離および中距離地上配備型核および通常ミサイルが廃止された。

プーチン大統領の相手であるトランプ大統領は協定を破棄する意向を表明し、ロシアが協定に違反したと主張した。

ロシア政府はこの動きを危険だと非難しており、多くの欧州諸国は冷戦型の軍拡競争が再燃する可能性があると警告している。

ボルトン氏はにやにや笑いながらプーチン大統領に応じ、自身の訪問は融和的ではなかったとほぼ認めた。

「オリーブを持ってきていません」と彼は言いました。

「それは私が思ったことです!」プーチン大統領は反撃した。

これはトランプ大統領が来月パリでプーチン大統領と会談する予定で、物議をかもしたヘルシンキでの首脳会談以来の会談となる。

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