トランプ大統領、北朝鮮との合意は「準備中」とツイート

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米朝首脳会談は、北朝鮮が1年にわたり一連のミサイル実験を実施してきたことを経て、大きな好転となるだろう、米国は挑発的だとみなしている

ドナルド・トランプ大統領が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談する用意があると述べたことで、北朝鮮の核開発を巡る米朝間の打開への期待が高まった。

しかし、トランプ大統領が「北朝鮮との合意は進行中だ。時間と場所は未定」と不可解なツイートをしたため、そのタイミングをめぐって混乱が生じている。

トランプ・金首脳会談は、北朝鮮が米国政府が挑発的とみなすミサイル実験を相次いで実施してきた1年を経て、大きな好転となるだろう。

しかしアナリストらは、交渉の道のりは長くなると警告している。

カーネギー国際平和基金の核政策プログラムの共同ディレクターであるトニー・ダルトン氏は、いかなる交渉も10年前とは全く異なるところから始まるだろうと述べている。

「北朝鮮は過去10年間で核・ミサイル能力において大幅な進歩を遂げた。つまり、2005年と2007年の計画や合意を簡単に消し去ることはできないということだ」と彼は説明する。 「私たちはある意味、新たにスタートしなければならないのです。そしてそれは、私たちが何を達成したいのか、そしてそこにどうやって到達するのかを再考することを意味します。ここから一夜にして非核化に進むことはできません。技術的、政治的な長い議論があります」 、それには外交プロセスが必要だ。」

両首脳は昨年、米国を攻撃できる核兵器を開発しようとする北朝鮮の試みをめぐり侮辱を交わし、緊張を引き起こした。

しかし、先月韓国で開催された冬季オリンピックの前後で緊張が緩和され、北朝鮮と米国の指導者による初の会談となる基礎が整い、トランプ大統領にとっては昨​​年1月の就任以来最大の外交政策の賭けとなった。

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